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実家の空き家を相続。しかもなかなか売れない農地に建っている!処分方法どうする?

岡山市中区で30年!アーキ不動産です。

お客様からこんなご相談を受けました。

岡山市内の築40年の空き家を売却したいと。

最寄りの駅からはとても徒歩で行ける距離でもなく、建物自体も老朽化して住めそうにありません。

毎年約5万円の固定資産税がかかります。

また、土地の種類が「畑」になってしまっているため、売却には少し手間がかかります。

農家の人にしか買い取ってもらえない、という非常に条件の厳しい土地なのです。

さらに悪いことに、先日の台風の際には、剥がれ落ちた屋根部分が近隣の住居の室外機を直撃。

お詫びをして、修理費用を負担することになりました。

築40年ともなると、維持コストがかかるだけでなく、近隣にも被害を出してしまう、いわゆる「負動産」になっている状況でした。

そもそも、ご相談者の方は、この物件はおじい様の代に放棄をしたと聞いていたのに、実際には手続きを行っておらず、受け取ってくれる予定だった方も亡くなってしまっており、貧乏くじを引いた形です。

早速、簡易的に査定をさせていただきました。

近隣の坪単価で計算すると「想定販売価格800万円」という結果になりました。

・・・ちょっと違和感がありました。

というのも、この家の近隣では坪1万円くらいで売りに出ている土地もあるのですが、売出から3年間売れていません。

また、近隣エリアでの過去の成約情報を取りましたが、近くで取引が成立した履歴も見つかりません。

まったく需要のないエリアなのです。

現地の環境も、新築の住宅など1軒もなく、古い家々が続くだけで、同じような空き家もポツポツ見受けられます。

せめて建物がリフォームして使えるレベルであればよかったのですが、それも厳しい。

かといって、このエリアに土地を買って建物を新築したいというニーズはなさそうです。

まったく引き取り手が現れない場合には、解体して貸し農地にするといった方法も考えなくてはなりません。

ちょっと前までは、太陽光発電を設置して、売電収入を得られるようにして、投資家へ売却する、という方法が流行しました。

ただ、売電単価は下落して採算が取れません。

太陽光発電事業による解決は難しくなっています。

空き家の再生事例として、アーティストを呼んで工房にする、地域の集会施設として再利用する、テレワークなどの事業所として有効活用する、古民家カフェにするなどの方法も紹介されていますが、やはり、人がいないエリアでは、そもそもニーズがありません。

「海がきれい」「温泉がある」「美しい街並み」など地域自体に魅力があれば、別荘地や観光地のような活用の仕方が考えられます。

つまり今後はニーズのあるエリアと、そうでないエリアの二極化がますます進んでいくでしょう。

引き続き、近隣のお宅や不動産事業者にヒアリングをしたり、市の農地バンクに登録したり等、やれることをやっていくしかありません。

土地や建物といった不動産は、不要になったからといって放棄することができません。

また、保有し続けるだけでもコストがかかります。利用していないのに。

不動産購入を考えるときには、将来的に資産価値の落ちないエリアかどうか、しっかり考えることが重要です。

不動産のことで何かお困りのことがあれば、アーキ不動産(岡山市中区)にご相談ください。

お問い合わせはこちら

https://ac-1.jp/contents/inq
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